2025年8月31日、アフガニスタン東部(クナール州とナンガルハール州)で大地震が起きました。特にクナール州での被害は甚大です。2000人を超す死傷者が出ています。
現地は泥レンガ等で建てられた耐震性が低い家屋も多いため、倒壊で大きな被害が生じています。瓦礫の下に埋まり、命を奪われた方々が多数いるのです。
私たちRAWAと連帯する会が連携してきたRAWAや現地の人道支援団体HAWCA等は、何らかの震災が起きると、直ちに被災地に人を派遣し、人道支援活動(例えば、移動クリニックや支援品の配布)を開始します。被災地では被害にあった女性たちが診療を受けたくても、男性医師だと家族が難色を示すことが多々あるため、RAWAやHAWCAはその点を考えて可能な限り女性医師を現地に派遣しようと試みるのです。
また、生理用品等、女性が必要とする支援物資も配布しようとします。
今回の地震発生後もRAWAやHAWCAはすぐに人道支援に向けて動き始めました。
被災地に行く道の中には瓦礫等で遮断されているところもあるため、派遣された医師等の支援チームは途中から歩くことを余儀なくされたりしながらも、山岳地帯が多い被災地にアクセスしています。
こうした活動にはお金がかかるため、私たちはとりあえず3000ドル(約45万円)の寄付金をHAWCAに送金しました。
皆さまからも被災者支援のための寄付を募りたいと思います。ぜひご協力をお願いいたします。