2023年1月16日月曜日

「RAWA連グッズ」の販売日程です!

 「RAWAと連帯する会」では、「RAWA」へ寄付するため、

書籍・雑貨・アクセサリー・食品などを各種イベントで販売しています。



<販売予定>
【1月】
(日時)   2023年1月21日(土) 13:30〜16:30
(場所)   大阪天満橋ドーンセンターセミナー室 
(イベント) 講演会 「アフガニスタン いま女性の人権と教育は」
(主催)   RAWAと連帯する会
(参加費)  700円
       *チラシ ←こちらからダウンロードしてください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(日時)  2023年1月28日(土) 12:50〜16:00 
(場所)  大阪市港区民センター
      大阪メトロ・JR環状線「弁天町」西へ7分 
(イベント)「一緒にフェスタ」 
(主催)  大阪市教職員組合主催
(参加費)  無料

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【2月】
(日時)  2月11日 開場:13:30
場所)  港区民センター
      大阪メトロ・JR環状線「弁天町」西へ7分
(イベント)2・11「建国記念の日」反対!改憲・大軍拡NO!「日の丸・君が代」強制反対! 集会
(主催)  「日の丸・君が代」強制反対大阪ネット
(参加費) 
500円 
      *チラシ表面 ←ダウンロードしてください。
      *チラシ裏面


いずれも連絡先  090-3656-7409(桐生)

2023年1月8日日曜日

拾い読みアフガニスタン  (第16回)

20231月9日

前田 朗

 

「拾い読みアフガニスタン1315」の続き。

ジョン・ホプキンス大学の人道保健・人権センター報告書『アフガニスタンにおける出産と子どもの保健の危機』(2022)の紹介。

The Maternal and Child Health Crisis in Afghanistan, 2022. Johns Hopkins Centers for Public Health and Human Rights and for Humanitarian Health.

2 医療の提供可能性と質の深刻な衰退

適切なスタッフ、賃金、医薬品がないうえ、ターリバーンによるハラスメントがあるため、医療の提供可能性が低減し続けている。回答者の40%が、20218月以後、出産・子どもの健康に悪影響が続いていると答えた。地方のスタッフは50%、都会のスタッフは33%に達する。質の低下が著しく、30.2%が労働条件の悪化が医療の質に悪影響を与えていると回答した。

都会の5つのセンターのスタッフは、公共センターでも私立センターでも、42.9%が状況悪化を訴えている。38.1%が子どもの病気の診療ニーズが高くなったとし、57.1%が栄養失調の増加を報告した。

ある職員はこう述べている。「財源がほとんどないので、人々は自宅での看護を選ばざるを得ません。合併症があって、生存に悪影響を与えています。」

別のスタッフによると、「保健労働者が出勤するのは週に1回です。労働者自身が母親をなくしたり、看病していたりの状況です。」

3 出産と幼児の死亡の増加

 出産と子どもの死亡についての調査・監視機能がないため、実態は不明であるが、状況の悪化は著しい。36.6%が産婦・子どもの死亡が増えているという。

「私が連絡をとってきた保健労働者によると、子どもの栄養失調があります。毎日、病院に行っていますが、10人のうち56人の子供が栄養失調です。女性の栄養不足です。」

2カ月前、ある祖母がこういっていました。近所に病院があるけど、戦闘が行われているため、娘の赤ちゃん2人が死んだ。病院に行けなかった。」

4 アフガニスタン保健制度の将来についての関心

保健労働の専門家は、医療へのアクセス、研修、補償、移動の自由がないという。アメリカには持続可能な計画がないし、制裁や経済政策はアフガン経済を悪化させている。財政支援がなく、ターリバーンが制約するため、保健分野の人的資源が減り続けている。

「保健サービスの質はいっそう貧しくなっています。財政支援がありません。言えることは、医療サービスの教育が必要だということです。とにかく医療の専門家が必要です。」

「分析とこれからの道」

報告書は最後に「分析とこれからの道」をまとめている。報告書は何よりも、出産時の子どもの死亡と、栄養失調による子どもの死亡の増加に警鐘を鳴らしている。

20218月のターリバーン政権獲得以後、女性と少女の中等教育の否定、保健医療への資金途絶、女性に対するハラスメントと脅迫の増加があるという。女性職員は職場に安全に往復することも困難である。女性職員の減少と、女性職員による意思決定が損なわれている。

本報告書のための調査開始以来、ターリバーンによる制約は増えており、質の低下が進行している。

アメリカや世界銀行をはじめとする国際的な支援国は過去において人道支援を続けているが、大量飢餓や医療崩壊の危機にある。国際赤十字委員会、世界保健機関、UNICEF等は、これ以上の死亡を予防する人道支援が求められる。医療施設は計画的な医療行為を続けられるよう、財政支援、安全確保、及び医療物資提供が必要である。

 

2023年1月3日火曜日

【新春講演会 アフガニスタン、いま女性の人権と教育は!】

 



          チラシ ←こちらからダウンロードしてください。

<講師>

☆清末 愛砂 

RAWAが大切にしてきたもの

    ー教育実践の根幹にある理念とこれまでの歩み」


☆前田 朗  

「フェミサイド(女性殺害) アフガニスタンと世界の状況」


日時:2023年 1月21日(土)13:4516:30

                (開場13:30)

会場:ドーンセンター(大阪 天満橋) 

 アクセス|大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター):: DawnCenter

参加費:700円 (予約不要)                

連絡先:090-3656-7409(桐生)


主催:RAWAと連帯する会

共催:室蘭工業大学大学院工学研究科 ひと文化領域 清末愛砂研究室


【5・2室蘭:アフガニスタン訪問の報告会】

  2024年 2月27日~3月9日 アフガニスタン訪問の報告    『ターリバーン支配下のアフガニスタン女性と子どもたちの今』       【室蘭報告会】 (日時) 5月2日(木)  14:00 ~16:00              (13:30 開場) (場所) 中小企業セ...