2026年8月19日水曜日

『教育を禁じられたアフガニスタン 少女たちの心の叫び  絵画展 in 東京   ~ジェンダー・アパルトヘイトと私~』のお知らせ

 

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(日時)10/2(金)~4(日) 

(場所)北とぴあ 地下展示ホール 王子駅(京浜東北/南北線)   

    すぐ   アクセス | 北とぴあ

 参加費無料 


<子どもたちの絵画を通じ、誰もが人として認められる社会について、いっしょに考えましょう>

今回、特別企画として、トークタイムを持ちます。

・私たちの友人の在留アフガン難民・ライリーさん:本国で暮らすアフガン女性としてだけでなく、日本で生活しているアフガン女性としても語ってもらいます。

憲法学者の清末愛砂さん:アフガニスタンの人々特に女性や子どもたちに真剣に向き合ってきた“人”として、話してもらいます。

トーク以外の時間も交流できればと思っています。貴重な機会ですので、ぜひお越しください。

 

<絵画展 スケジュール>

10/2()

13:0020:00(予定)

14 時~清末愛砂さん(憲法学者・RAWA と連帯する会共同代表)トーク


3()

10:3019:30(予定)

★①11:30②15 時~ライリーさん(在日アフガン難民女性)トーク


4()

10:3014:50(予定)

14:00 ~清末愛砂さん&ライリーさんトーク

 

(共催)平和力フォーラム

    RAWA と連帯する会

    室蘭工業大学大学院工学研究科清末愛砂研究室

(後援)東京都北区

<連絡先・平和力フォーラム>akira.maeda@jcom.zaq.ne.jp

               090-8212-0524(前田)

 

アフガニスタンでは、2021年8月の政変の後、中学校以上の女子生徒は学校に行けなくなりました。

学ぶ場を奪われた女子生徒たちはお金に余裕があり状況が許せば、日本でいえば塾のような所へ通う少女もいますが、通える範囲にはない、家庭事情や親の反対などにより多くは困難です。

このアートコースは、学校に行けなくなった子どもたちのために作りました。

「平和力フォーラム」「RAWAと連帯する会」が資金援助をして、HAWCA(アフガン女性と子どものための人道支援)というNGOが運営しています。ここは学びたくても学べず、将来に希望を持てなくなった女子生徒たちが集う居場所であり、友達に会いおしゃべりができる場であり、心の内を、絵を描くことで表現できる場です。

このコースを始めて3年が経ちました。これまでにアフガン訪問時に持ち帰った作品に加えて、今回の作品展のためにアフガニスタンから新たに送ってもらった作品を展示します。

この絵画展を通して、アフガニスタンの子どもたちへ思いを寄せ、子どもたちの未来を考えるきっかけにしていただけたら幸いです。


★アフガン難民ライリーさんの紹介・トークについて★

在留アフガン難民ライリーさん一家は、2021年タリバン政権による弾圧のため、前政権下でJICAの活動をサポートしていたお父さんが職を失い、身の危険もあったため、家財道具などを放置したまま日本へ逃れました。

笑顔がとても素敵な読書好きの女性ですが、漢字だらけの日本語の習得、文化・環境の違いをはじめ、全てが慣れない中で苦労の連続です。トークタイムでは、彼女から見たアフガニスタンや、日本での生活で日々感じていることも語っていただき「誰もが暮らしやすい社会」を考える機会になればと思います。


● 本企画は、4つの団体の人と人がつながり合うことで実現しました

<平和力フォーラムとは>

 平和とは、単に戦争がない状態だけではなく、暴力・差別などがなく誰もが安心して幸福追求ができる状態をいうという信念のもと、2010年~活動を続けています。

https://maeda-akira.blogspot.com/


<RAWAとは>

197 年アフガニスタンの首都カーブルで結成された女性団体です。

Revolutionary Association of the Women of Afghanistan(アフガニスタン女性革命協会)。アフガニスタンでは、女性の権利が著しく侵害されているため、このような名称です。男女ともに人らしく生きられる社会を求めて活動しています。とりわけ教育に力を入れています。

http://www.rawa.org/index.php


<RAWAと連帯する会とは>

 世界で最も貧しく、戦乱と飢餓にあえいできたアフガニスタンで、女性の権利、自由、平等、平和を求める毅然とした闘いを続けるRAWAは、私たちにこの世界で生きることの本当の意味を教えてくれます。

RAWA との連帯を通じ、困難に立ち向かう勇気と明日を信じる力を受け継ぎ、社会を少しで

も良くしていきたいと活動しています。2004 年~教育支援、交流、学習会、書籍出版などアフガニスタンのことを広める行動を続け、RAWA の友好団体も支援しています。 https://afgan-rawa.blogspot.com/


<HAWCAとは>

アフガニスタンのNGO (Humanitarian Assistance for Women

and Children of Afghanistan (アフガン女性と子どものための人道支援)です。

RAWAの友好団体です。教育・識字・就業支援・緊急支援などに取り組んでいます。

https://hawca.org/new/

 

 


2026年7月7日火曜日

ジンダバー48 号を発行しました

 


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<ジンダバー48号 ( 2026 7 月)>

 *巻頭言

*ツアー延期のご報告 &新スタッフからのメッセージ

*学校報告

*アートコースで展覧会開催

*ヘラートでのデモへの大弾圧

*アフガニスタンのニュース

*「アフガン難民は今?」

*パキスタンからの強制送還

*書籍紹介

*川上珠実著『タリバンの世界』

*活動報告

*会計報告 & 催しのお知らせ

2026年6月10日水曜日

講演会のお知らせ 「アフガニスタンの女性たちから見える世界 ―抑圧、抵抗、希望と未来…日本の私たち」 ~毎日新聞記者川上珠実さんをお迎えして~

 



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<内容> 

第1部 川上さん講演

第2部 川上さん・清末愛砂さん対談

日時:7月20日(月・祝)午後2時~4時半(開場1時半)

会場:ドーンセンター大会議室1

    (地下鉄谷町線・京阪線「天満橋」駅下車東へ徒歩5分)

アクセス|大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター):: DawnCenter

参加費:500円 (30歳以下無料)

連絡先:090-3656-7409 (桐生)

主催:RAWAと連帯する会

共催:室蘭工業大学大学院清末愛砂研究室

 

《川上珠実(かわかみたまみ)さん略歴》

毎日新聞記者。1986年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、2008年に入社。宮崎支局、福岡報道部(現社会部西部グループ)、東京社会部(現社会部東京グループ)、外信部を経て、2022年から2025年までニューデリー支局長として、アフガニスタンやパキスタンなど南アジア8か国を担当した。現在はデジタル報道グループ所属。東京社会部時代に取材班のメンバーとして取り組んだ企画「特権を問う~日米地位協定60年」は第26回(2021年度)新聞労連ジャーナリズム大賞を受賞した。共著に「特権を問う ドキュメント・日米地位協定」(毎日新聞出版)など。(著書より)

 

RAWAと連帯する会の最近の活動》

RAWAと連帯する会は主な活動として、アフガニスタンの子どもたちの教育支援をしています。アフガニスタン東部で小学校を建設し、その運営を支援しています。

現在も中学生以上の女生徒の通学が許されないままになっています。そこで学校に行けない女生徒たちのためにHAWCANGO)が運営するアートコースの支援を行っています。

今年の2月末、大阪でこの子どもたちの作品を展示する「少女たちの心の叫び 就学を禁じられたアフガニスタン子どもたちの絵画展 in 大阪」を開きました。

 この絵画展は順次、長野・東京・北海道でも予定されています。

☆長野:7月17~19日 伊那市立図書館

8月28~30日 赤石商店(伊那市)

☆東京:10月2~4日 北とぴあ

☆北海道:日時等未定

 *詳細は追ってRAWAと連帯する会のHP、会報ジンダバー48号でお知らせします。


<RAWAと連帯する会スタッフ大募集!>

一緒にアフガニスタンの事、女性の事、子どものことなど、何かできることを考えていきましょう!

 


2026年4月29日水曜日

ジンダバー47号を発行しました

 

            ジンダバー47号(PDF版) (2026.3) ←ダウンロードできます 


≪目次≫

*巻頭言

*「いまこそ闘うとき」

*学校報告

*アートコースの報告  

RAWA のコースの報告  

*バーミヤーン州におけるRAWA の教育センター活動報告  

*絵画展報告

HAWCA オンラインイベントに参加して& 活動報告

*アフガンニュースクリップ

*ガザ支援報告

*会計報告



2026年1月31日土曜日

【少女たちの心の叫び 就学を禁じられたアフガニスタン 子どもの絵画展 in 大阪】

        

          

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(日時)

@2月25日(水)午後1時~午後8時   <★トークは25日のみ>

    トーク:清末愛砂さん・前田朗さん <午後4時、午後6時半>

          (RAWAと連帯する会共同代表)

       

@26日(木)午前10時~午後8時

@27日(金)午前10時~午後7時


(会場)  ドーンセンター中会議室2

      (大阪市中央区大手前1丁目3番49号) 

      京阪「天満橋」駅、地下鉄谷町線「天満橋」駅 1番出口

      https://www.dawncenter.jp/shisetsu/map.php

(参加費) 無料 

(連絡先) 090‐3656‐7409 (桐生)

共催:RAWAと連帯する会・室蘭工業大学大学院工学研究科清末愛砂研究室

            

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*アートコースの子どもたち*

アフガニスタンでは、2021年8月の政変の後、中学校以上の女子生徒は学校に行けなくなりました。学ぶ場を奪われた女子生徒たちは日本でいえば塾のようなところに行く子もいます。家から通えるところにそのような場所があればよいのですが、限られています。このアートコースは、学校に行けなくなった子どもたちのために作りました。「RAWAと連帯する会」が資金援助をして、HAWCAというNGOが運営しています。

ここは、学びたくても学べず、将来に希望を持てなくなった女子生徒たちが集う居場所であり、友達に会っておしゃべりができる場であり、心の内を絵を描くことで表現できる場となっています。このコースを始めて3年が経ちました。これまでにアフガン訪問時に持ち帰った作品に加えて、今回の作品展のためにアフガニスタンから新たに送ってもらった作品を展示します。

この絵画展を通して、アフガニスタンの子どもたちへ思いを寄せ、子どもたちの未来を考えるきっかけにしていただけたら幸いです。


2025年12月3日水曜日

アフガニスタンのニュースクリップ

 RAWAHPより翻訳  http://www.rawa.org/index.php


 2025.6.21

『ザララはどこに?タリバーンはアフガン歌手の失踪について何かを隠蔽』

  パシュート出身の歌手ザララ・ハシミがカーブルで行方不明になってから2週間以上が経ったが彼女の消息は未だに不明である。

 他の女性アーティスト同様、ザララも沈黙を強いられた。彼女は妻としてまた母としての責任を果たすべく、機会はあったが国外に出ず、カーブルに留まっていた。ターリバンから見れば女性芸能人は軽蔑の対象で、不道徳とレッテルを貼られ、実際、彼女たちの生命は粗末に扱かわれるのである。

 タリバーン関係者はザララを写したとされる不鮮明なビデオをネット上に載せ、彼女が自分の意志で家を出た、と主張しているが、このビデオが本物だとの証拠もなく、評者たちはこれは、彼女の失踪をより自然に見せ、疑惑を逸らさせるためと思っている。

 UNAMA(国連アフガニスタン支援ミッション)をはじめ、複数の国際機関は「憂慮の表明」と、いつもの反応しか見せなかった。このような共犯関係にある国際機関は、アフガンの人々の安全と権利についてタリバーンと裏での交渉を優先させていると、大勢のアフガンの人々特に女性たちが、非難している。

 活動家たちは国際社会が早急に圧力をかけること、責任の所在を明らかにすることを求めている。ザララの事案は決して特別ではなく、現在の政治体制下でアフガン女性が直面している恐怖の反映である。

 2021年のアメリカの後ろ盾を得たタリバーンの政権復帰によりアフガニスタンは女性にとっては生き地獄と化した。タリバーンの支配下では女性は公的活動が制限され、教育や職につく機会も、芸術的表現の機会も与えられず、厳しい制約の下、多くの女性が絶望の淵へと追いやられた。

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2025.6.10

『コブラ・レザイーの残忍な殺され方イランでアフガン女性の死を黙殺』

 残酷な殺害の黙殺はイランに避難しているアフガン女性が直面する根深い人種差別と家父長制を暴露している。公正さは再び否定された。

 コブラ・レザイーはイランで生き延びようと闘っているアフガニスタンからの若い女性避難民である。2ヶ月前、出勤のため家を出た後、行方不明となった。6月初旬、彼女のバラバラにされた身体がゴミの如くテヘラン近郊のピシヴァ地域に捨てられた。四肢はバラバラにされ、身体の一部分は彼女の身分証明書と共に未だに発見されていない。まるで全く存在していなかったかのごとく消されてしまった。DNA検査は耐え難い真実を明らかにした: この若い女性の生命は考えつく限り残酷な方法で終わらされたのだった。

 イラン当局は容疑者の逮捕を発表したが、彼女の家族には正確な情報は何も与えられていない。コブラは、他の多くのイランにおける人種差別、性差別、組織的な放置と日々闘っている人々と同様、世の中から取り残されたアフガン難民という生い立ちである。

 このおぞましい彼女の殺害は性差別に基づくものであるが、イラン女性が関わる事件の場合と違いメディアはあまり取り上げなかった。イラン女性の事件の場合、彼女たちの話は世界中の関心を呼んだ。しかしコブラの場合、その残虐性にも拘らず、殆ど取り上げられず、世界的な大見出しとはならず、国を挙げて喪に服す、といった事態にもならず、大きな抗議活動もなかった。ただ、難民女性が殺害され、静かに消されただけであった。

 このように対照的な事態はアフガニスタンの避難民たち、特に女性たちがいかに非人道的に扱われているかを示している。コブラ殺害は単発的な暴力行為の現れではなく、数々の抑圧の仕組みが絡み合った結果である: 家父長制、人種差別そして国家が確立していないという残酷な状態。彼女の話は傾聴に値し、彼女の名前は記憶され、そして彼女の件だけでなく、使い捨てされている難民女性たちの生命にとっても正義が追求されるべきである。

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2025.6.24

『アフガン難民の8歳の少女が誘拐され、ペシャワールで殺害された

少女の遺体は近所の家で発見』

 月曜日、警察は3日間行方不明だった少女の遺体がバーナ・マリで見つかったと発表。容疑者アルタフは逮捕され、殺された少女の遺体は本日、容疑者宅で発見された。遺体は検屍のため病院に移され、警察に依れば、詳細は検屍結果が出次第発表されるとのこと。

 死亡したのはアフガニスタン出身で現在ルンディ・アーバブ在住の8歳の少女と判明。目下、容疑者はこの事件に関して警察の尋問を受けている。

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DW Global Media Forum, May 18, 2025より翻訳

By Shabnam von Hein | Ahmad Waheed Ahmad

 https://www.rawa.org/temp/runews/2025/05/18/rights-under-constant-attack-in-taliban-ruled-afghanistan.html

 

2025.5.18

『タリバーン支配のアフガニスタンでは権利が常に攻撃の的に』

  国連の報告によると、宗教的および民族的少数派は、全女性と同様、タリバーン当局から常に攻撃を受けている。

 <バーミアンの仏像破壊>

 2001年、タリバーンはイスラム以前の軌跡を消滅すべくバーミアン谷の大仏像を破壊した。

 他の多くの地球的規模の危機の中で、世界のメディアではアフガニスタンにおける人権状態は軽視されていた。タリバーン政府の下、何百万もの人々が組織的な権利侵害に苦しめられていた、と国連は報告した。国連アフガニスタン支援ミッション(UNAMA)は彼の国における人権の状態を観察し、定期的に国連に報告をしている。もっとも新しいアフガニスタンにおける人権に関する報告でUNAMAは性別に基づく暴力や公開懲罰執行などの事例だけでなく広がりつつあるイスマイリ共同体による迫害の例をも報告書としてまとめている。

 イスマイリ主義はシーア派イスラムの一派であるが、アフガニスタンではスンニ派イスラム教徒が多数を占める。イスマイリ共同体住民の多くはバダクシャンやバグランなどアフガニスタン北部に居住している。バグダクシャンでは、イスマイリ共同体の住民がスンニ派への転向を強要された例が少なくとも50件あり、それに従わなかった住民は身体的攻撃、死ヘの脅しを受けた。

 「彼らは強要によりスンニ派への信仰を告白してやっとイスラム教徒として認められる」とアフガンイスマイリ共同体の一員であり教授でもあるヤクブ・ヤスナはDW(ドイチェ・ヴェレ: 西独の放送局)に語った。ヤスナ自身はかつて2021年のタリバーン支配の後、民衆の啓蒙と社会における寛容を説いたため、神を冒瀆したと非難を受け、大学での教職からの退職を余儀なくされ、その後復讐を恐れ国外へ出た。


<「暴力の温床」>

 タリバーンが復権する以前でも少数派のイスマイリ共同体に対しては決して寛容であったとは言えないが、少なくとも彼らの市民権を擁護する政治体制であった、しかしタリバーン支配下では寛容さは確実になくなってきている。「彼らの権利が侵害されているこんにち、彼らは誰に頼れば良いか分からない。彼らの子供たちはスンニ派への信仰の告白を強要されている」とヤスナは語った。

「タリバーンの支配下ではただひとつの信教が法的に認められる。彼らが解釈するイスラムと異なるものは排除され、このようにして宗教的少数者に対する暴力の下地が作られていくのである。」

 アフガニスタンにおいていまだに存続している宗教的少数派に対しての抑圧が増している、とアフガンの人権活動家であるアブドラ・アーマディは認識している。「イスマイリ共同体の子供たちはスンニ派が運営する学校への通学を強いられ、拒否したり、学校へ定期的に通わなかったりすると、彼らの家族は大変重い罰金を課せられる、という報告をいくつも受けている。」と彼は語った。

 アーマディは、国際社会は彼の国における人権侵害について消極的に反応しただけだったと不満を述べた。彼は「彼らは責任を負うべきだ」と、タリバーンの官吏を対象とした制裁を求めた。


<ノウルーズ(イスラム暦の元日・春分の日にあたる)の祭日はイスラーム的ではない>

 歴史的にこの国は宗教的多様性において重要な中心的存在であった。しかし現在のアフガニスタンでは大変少数の人々からなる非イスラム共同体しか残されていない。

 20219月に最後のユダヤ共同体の人々がこの国を去った。その土地に今でも居住しているキリスト教徒の人々は彼らの信仰を秘密裡に続けている。

アフガニスタンのもう一つの少数民族で多くがシーア派であるハザラ族は引き続き迫害を受けている。

 タリバーンは信教の一つの解釈しか認めず、ある種の儀式や祝祭を禁止してきた。その中には春の訪れと新年を寿ぐノウルーズも含まれている。タリバーンはこの祝日は非イスラム的であり、アフガニスタンの誰もこの日を寿いではいけない、と宣言した。

アフガンの少女たちは中学校へ通うことが許されない

 

<女性の権利が脅かされている>

 全ての女性の状況が悪化してきている。社会の半分が組織的な抑圧に曝されているということである。少女たちは6学年以上の教育を受けることが許されないという状態が続いて、そして女性のための高等学校や大学の再開に関して、実質的な権力からは何も発表がない、とUNAMAは報告している。

 西部の都市ヘラートではいくつかの力車を押収し、運転手には近い親戚の男性「マフラム」と一緒でない女性を乗せてはならない、と警告を発した。

 

<アフガン人がパキスタンから強制退去させられる>

 このようなひどい状況にも拘らず、アフガニスタンから近隣諸国に避難した人々が大量に退去を迫られている。国連によると、4月には女性や子供を含むおよそ110,000人がパキスタンから強制退去させられた。イランからも大勢の人たちが退去させられている。

 「我々はいつアフガニスタンに戻されるかと毎日怯えて暮らしている」とアフガンの記者マルチア・ラヒーミはDWに語った。「子供たちもいるのに私はどうしたら良いのだ」

 もし戻ったらアフガニスタンでは苦難と恐怖しか待っていない、とラヒーミは言い、タリバーン政権下では記者としての仕事が全うできず、また彼女の娘に教育を受けさせることもできないと語った。

 多くの独立メディアの支局は活動を禁止されているか国家の支配下に置かれている。政権を批判する記者たちは逮捕され拷問にかけられることを覚悟しなければならない。

 タリバーンの支配下で、この国は一層破局的な社会経済上の危機に陥っている。国連によれば、41.5百万の人口のうち64%余りが貧困に喘ぎ、50%が人道的援助を受けてやっと生き延びることができ、14%が深刻な餓えに苦しんでいる。

 

 

2025年11月18日火曜日

ジンダバー46号を発行しました

 

ジンダバー46号PDF版 ←こちらからダウンロードできます


<目次>

*巻頭言

*地震報告とカンパお礼

*サマースクール報告

*バーミヤン報告

*各地域の取り組み

*アフガンニュースクリップ


『教育を禁じられたアフガニスタン 少女たちの心の叫び  絵画展 in 東京   ~ジェンダー・アパルトヘイトと私~』のお知らせ

  pdf版  表面←ダウンロードできます              pdf版 裏面 ←ダウンロードできます (日時) 10/2 (金)~4(日)  (場所)北とぴあ 地下展示ホール 王子駅(京浜東北 / 南北線)        すぐ    アクセス | 北とぴあ  参加...