2024年10月4日金曜日

10・6 講演会『ヘイトクライムとはなにか 連鎖する民族差別犯罪』のお知らせ 

 


チラシPDF  ←ダウンロードできます

<講演会>

日時:10月6日(日) 午後2時~4時 (開場 午後1時半)

講師:鵜塚健さん (毎日新聞大阪本社社会部専門記者)

場所:ドーンセンター 中会議室 

    (地下鉄谷町線・京阪線「天満橋」駅下車 東へ徒歩5分)

参加費:500円(学生など無料) 予約不要

主催:RAWA連帯する会

連絡先:090-3656-7409(桐生)


私たちの身近にも、世界のあちこちにも広がるヘイトクライム!

世界の歴史を見ても、また現在起こっていることを見てもヘイトクライムのあらしが吹き荒んでいるようです。

アフガニスタンは多民族国家ですが、モンゴロイド系でアジア的な風貌のハザラ族が住んでいます。これまでも迫害されることが多かったのですが、とりわけターリバーンによる抑圧と時には集団虐殺もあり、今も攻撃の対象とされています。

私たちの身近には在日朝鮮人をはじめ在日外国人に対するヘイトスピーチや事件が数々起こっています。それらを丹念に調査し報道されてきた毎日新聞の鵜塚健さんをお招きし、ヘイトクライムとは何か、私たちの周りにあるヘイトクライムにどう向き合っていけばよいかを考える機会を持ちたいと思います。

どうぞご参加ください。

2024年8月23日金曜日

【RAWAと連帯する会 声明】

                    
差別の現実に弛むことなく、

 人間の尊厳を求めて闘うRAWAとともに        

 

 2021815日にターリバーンがアフガニスタンの政治権力を掌中にしてから3年の歳月が流れました。

 20222月に始まったロシア・ウクライナ戦争、202310月に始まったイスラエルによるガザ攻撃をはじめ、世界は分断と戦争と人道危機に見舞われています。

このためアフガニスタンの状況に対する関心が薄れてしまいがちです。世界の悲劇を記録するには、3年という歳月は短すぎるかもしれませんが、アフガニスタンに生きる女性たちには長すぎる抑圧と果てしない差別の日々が続いています。

2024814日、国連の人権問題特別報告者たちがアフガニスタンの状況に警鐘を鳴らす声明「国際社会はアフガニスタンにおけるターリバーンの支配を常態化してはならない」を発しました。

リチャード・ベネット「アフガニスタン人権状況特別報告者」、ローラ・ニリンキンディ「女性と少女に対する差別作業部会長」、リーム・アルサレム「女性に対する暴力特別報告者」、アナ・パラエス・ナーヴァエス「女性差別撤廃委員会議長」、アン・マリー・スケルトン「子どもの権利委員会議長」、アリス・ジル・エドワーズ「拷問問題特別報告者」をはじめとする36人の人権問題専門家たちは、ターリバーン政権の実態を「人権侵害態勢」と特徴づけ、「差別、隔離、人間の尊厳の貶価、女性と少女の排除の制度化されたシステム」と指摘しています。

声明は、国際刑事裁判所(ICC)がアフガニスタンについて捜査を進め、証拠がそろった事案について逮捕状を出すよう促すとともに、女性差別撤廃条約(CEDAW)違反について国際司法裁判所(ICJ)において審理を実現するよう提言しています。

声明は、ターリバーン政権下を生きる女性と少女たちの声に耳を傾けることが重要だと強調しています。

私たちは20年にわたって、アフガニスタンの女性と少女の声に耳を澄ましてきました。本年3月にはアフガニスタンを訪問して、カーブルやバーミヤンの女性たちと交流しました。本年6月にはRAWAメンバーを日本にお招きして、全国各地でスピーキングツアーを実現しました。

あらゆる困難に喘ぎながら、多くの女性たちが自由と人権を求め、民主主義の回復のために懸命に闘っています。

現代アフガニスタン史を悲劇の歴史にとどめるのではなく、深い闇の向こうに射している光を求めるRAWAに学び、私たちは次の歩みを始めます。                                  

                   2024.8.15

                      RAWAと連帯する会

2024年8月7日水曜日

2024RAWAスピーキングツアーの報告


 
「2024RAWAスピーキングツアー」は、どの会場も盛況で、RAWAの活動理念と困難な社会状況での活動は、多くの方の心に深い感銘を与えたことが、参加者アンケートから伝わってきました。
今回、広島から大阪、北海道、東京をはじめ交流会も含めると15か所に及ぶ講演ツアーとなりました。

来日したRAWA メンバーのSさんに、みなさまから寄せられたカンパ70万円をお渡しすることができました。ありがとうございました。

Sさんは、無事にアフガニスタンに帰国され、元気に活動されています。


<Sさんのお話の要旨> 

(講演の要旨は後日、ホームページに掲載します)


2021年8月、ターリバーンが再び政権を掌握しました。恐怖と絶望の中で多くのアフガン人は国を出て行き、また出て行かざるを得ない人たちもいました。しかし、RAWAは困難な時だからこそ人々に寄り添い留まることを決めました。


ターリバーンの強権的な支配により、女性の基本的な権利が大きく侵害されています。犠牲になるのは女性だけでなく、人間の尊厳や社会正義も壊されます。

ターリバーンのミソジニー(女性嫌悪や蔑視)な抑圧政策により、女性にとってアフガニスタンは刑務所のようです。


アフガニスタンの痛ましい状況の根源にあるのは、旧ソ連や、イスラム原理主義者と結びついたアメリカなど大国の争いがあります。


RAWAが最も力を入れているのは女性への教育です。少女たちは、学びたいという必死の思いを持っています。女性たちが自らの能力や権利について学べば、誰にも打ち負かされることはありません。


女性の自立のための経済活動支援や主に女性や子どもを対象にした移動医療も続けています。


RAWAの活動は弾圧の危険があるため、身元が特定されないように細心の注意を払います。とても困難な状況ですが、社会を変える唯一の方法は闘うことです。

2024年7月13日土曜日

RAWAスピーキングツアー 講演の音声を公開しました

 


RAWA来日!  RAWAと連帯する会結成20周年記念スピーキングツアー  

『ターリバーンの再支配から早3年  アフガニスタンのいま 

 女性と子どもたち、そして私たち』

6月22日札幌の講演会の音声を公開しました。

下記からご試聴ください。

https://www.youtube.com/watch?v=W8u0YeBJb0U 

 (RAWAメンバーの身の安全のため、音声のみの公開とさせていただきます)


2024年5月31日金曜日

ジンダバー42号を発行しました

 


ジンダバー42号(2024年4月)  ←ダウンロードできます(PDF版)

(目次)
*巻頭言
*ツアー報告
*女性デー集会
*OPAWC
*女性のみの見学
*HAWCA・アートプロジェクト
*バーミヤン・ヤカオラン
*会計担当より
*スピーキングツアー

2024年5月18日土曜日

6月24日(月)の集会の詳細が決まりました。

<624日(月)>

(通行証配布)13:20~  (議員会館入り口)

(開場)   13:30 

(開会)   14:00

(場所)   衆議院第2議員会館 多目的会議室

(連絡先)  090-8212-0524(前田)

スピーキングツアーの最終日になります。

ぜひ、ご参加ください。

10・6 講演会『ヘイトクライムとはなにか 連鎖する民族差別犯罪』のお知らせ 

  チラシPDF  ←ダウンロードできます <講演会> 日時:10月6日(日) 午後2時~4時 (開場 午後1時半) 講師:鵜塚健さん (毎日新聞大阪本社社会部専門記者) 場所:ドーンセンター 中会議室      (地下鉄谷町線・京阪線「天満橋」駅下車 東へ徒歩5分) 参加費:5...